製作例 01 / 切削加工
基準と穴位置を整理した検査用プレート
穴位置の数値に加えて、何を基準に測るかを明確にする。小型プレートの説明用モデルで、製作前の確認と検査までのつながりを示します。
この例の設定
このページは、実在の顧客案件を基にせず、説明用に独立して作成した架空例です。製作実績や測定結果の報告ではありません。
| 項目 | 架空の条件 |
|---|---|
| 対象物 | 検査時に対象物の位置を合わせる小型プレート |
| 材質・外形 | A6061/160 × 100 × 20 mm |
| 主な加工 | 基準面、取付穴、位置決め用の穴、逃げのポケット |
| 数量 | 試作 2個 |
| 確認する寸法 | 位置決め穴の中心間距離 120 ±0.05 mm |
先に確認すること
寸法だけでなく、組み合わさる対象物のどの面を当てるか、プレートをどの向きで取り付けるかを確認する想定です。基準面と基準方向が決まると、加工時の固定と測定時の基準をそろえられます。
穴のはめあいと使用するピン、表面処理の有無は別の確認項目です。この例では、穴の中心間距離だけで全体の適合を判断しません。
製作と確認の進め方
基準を図面にそろえる
取付面と基準方向、確認する穴を図面上で明確にします。
保持と加工順序を決める
基準面を仕上げ、固定を変更する際の基準の取り方を決めます。
寸法と穴位置を確かめる
外形・厚さと、基準に対する穴位置を、合意した方法で確認する想定です。
用途で確認する
試作後に相手部品との関係を確認し、必要な変更を次の図面版に反映します。
この例から分かること
加工の可否と検査方法を一緒に確かめると、図面の数値をどの条件で確認するのかが分かります。製作前の相談では、重要な寸法と使われ方を合わせて伝えることが役立ちます。
まずは、相談から。
図面になる前の段階から、 ご相談いただけます。
用途・数量・必要な精度。分かるところから確認します。
技術相談・見積依頼サンプル選択で体験するフォームです。実際の受付は行いません。