立形マシニングセンタ
角物部品の面、段差、穴などに使用する設定です。機械の移動量だけで対応外形を決めず、固定具と工具のスペースを含めて加工の可否を考えます。
設備・生産環境
設備の名前より、どの工程で何を確かめるか。加工する形状と測定する箇所を合わせて、設備を選ぶ考え方をご紹介します。
以下の設備識別名、台数、仕様は、このデモ用に独立して設定したものです。実在企業が保有する設備や製作能力を示しません。
| 設備識別名 | 架空の主要仕様 | 主な役割 |
|---|---|---|
| MC-01/立形マシニングセンタ | 3軸・移動量 X700 / Y400 / Z450 mm・1台 | プレート、ブラケットの面・穴・ポケット加工 |
| MC-02/立形マシニングセンタ | 3軸・移動量 X500 / Y400 / Z350 mm・1台 | 小型部品、治具部品の切削加工 |
| LT-01/NC旋盤 | チャック径 φ200 mm・1台 | シャフト、カラーなどの外径・内径・端面加工 |
| CMM-01/三次元測定機 | 測定範囲 X500 / Y400 / Z300 mm・1台 | 基準面に対する穴位置や形状の確認 |
| 定盤・汎用測定器 | マイクロメータ、ノギス、ハイトゲージ等 | 工程中の寸法確認、組立前の確認 |
| 組立作業台 | 小型ユニット用作業区画 | 仮組み、組立、機械的な調整 |
角物部品の面、段差、穴などに使用する設定です。機械の移動量だけで対応外形を決めず、固定具と工具のスペースを含めて加工の可否を考えます。
回転形状の部品に使用する設定です。チャック径と製作できる外径は同じではありません。素材の保持長さ、突出し、内径形状を確認します。
図面の基準を測定基準へ落とし込み、穴位置や面の関係を確かめる想定です。測定範囲内であっても、測定子の届き方と保持条件の確認が必要です。
加工機の移動量は、取り付けた部品に対して動ける範囲の情報です。工具や保持具が占めるスペースによって、実際に加工する部品の外形は小さくなります。
このデモでは、角物の外形目安を500 × 300 × 200 mm、回転部品の目安をφ120 × 300 mmと設定しています。形状ごとの可否は、図面と工程の確認を前提にしています。
まずは、相談から。
用途・数量・必要な精度。分かるところから確認します。